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祥雲山善徳寺は、永平寺と總持寺を大本山と仰ぐ曹洞宗のお寺です。

善徳寺が開かれたのは1629年、若くして妻子を亡くした武士が現在で言う新宿区四谷三丁目に善徳’庵’として建立したのが始まりです。善徳’庵’は、幕府による江戸城の外堀工事などのために何度か寺地を移転し、現在の深川に落ち着いたのは1664年のことです。その後1692年に善徳’寺’と改められました。

当時の深川は暴風雨や津波による河川氾濫が続き、多くの風水害にあいました。その後も関東大震災や東京大空襲により多くのお檀家が尊い命を落とし、また本堂を含めた伽藍がらんの全てが焼失しました。戦後復興は十畳一間の仮本堂から始まります。

1955年に客殿、1969年に本堂が落成らくせい。さらに慈母観音建立・墓地改修・境内整備を進め、1994年には新本尊ほんぞん釈迦牟尼仏しゃかむにぶつ開眼法要かいげんほうよう厳修ごんしゅ、2010年に本堂の天井絵が荘厳されました。 こうして善徳寺は、お檀家の皆さまのご協力のもと幾多の苦難を乗り越え、ともに歩んでまいりました。

◆客殿

法要等の控室としてご利用いただけ横にはささやかな庭園もございます

◆本堂

釈迦牟尼仏をご本尊とする本堂には天井絵が荘厳されております

◆境内

本堂前の枝垂れ梅は毎年2月頃に花ひらき見ごろの約2週間は夜間ライトアップを行います

善徳寺境内梅
大施餓鬼会

毎年6月1日は善徳寺大餓鬼会だいせがきえ厳修ごんしゅされます。

大施餓鬼会は大施食会だいせじきえとも言われ、未だ成仏じょうぶつ出来ないでいる有縁無縁うえんむえん一切の精霊しょうれい餓鬼がき)に食物をお供えして供養する法要で、この浄行功徳じょうぎょうくどくがそのまま各家の先祖供養につながっていゆくという尊い行事でございます。

この為に当日は多くの近隣曹洞宗寺院が集まり、檀信徒各家のご先祖や三界万霊さんがいばんれいにご供養する『大施餓鬼法要だいせがきほうよう』が執り行われます。

※大施餓鬼会当日は境内へのお車でのお越しはご遠慮ください。

アクセス

所在地  〒135-0022
     東京都江東区三好2-16-7

お問合せ TEL 03-3641-5476
     FAX 03-3641-3209

※檀信徒の皆様にはメールアドレスも公開しております。ご利用の方は、お問い合わせいただくか客殿玄関の掲示をご確認ください。

〇お車でお越しの方
  境内にご自由に駐車ください
  ※周辺の道は一方通行が多くなっておりますのでお気を付けください

〇電車でお越しの方
  東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河駅」より徒歩3分
  都営新宿線・都営大江戸線「森下駅」A7出口より徒歩12分

交通案内図